IT補助金 ハードモード!

4月20日
売上 4,682K円(+0K, 9.6%)
粗利 975K円(+0K, 8.3%)
台数 5台(+0, 16.6%)

地道な活動

朝の打ち合わせが終わり、10時から営業周りをする。
連日、社内ばかりだったため、久々の営業活動だ。

•H社 印刷業

他社の複合機があることは知っていたが、誰に話をすればいいのか…
総務部とコンタクトが強いお客様ではなかったので、前回お会いした現場の担当者を呼び出して、話を聞く。

“…なるほど、銀行とのファクスのやり取りを、紙出力されているんですね”

見た目からして、10年以上前の型式であることは間違いなかった。

“ぜひ、ファクスを利用する部門の責任者をご紹介頂けないでしょうか?総務部に提案するにしても、現場の利用状況は把握しておきたいです”

すると、事務所に担当者を連れてきてくれた。その方の肩書はリーダーだった。
名刺をお渡しし、次回ご提案の約束をした。

そうさ…こうやって案件を増やしていくんだ…

毎回、冒頭に記載している見込みの高い商談はあまり増えていない。
しかし、小さな提案合意を貰って、商談を増やし、確度を上げることが、前期の私には足りなかった。

今期こそは…

・I社 自動車部品卸売業

担当者の女性とは、かなり仲がいい。
私の前任営業は今ほど良好な関係ではなかったが、今はいいカンジだ。

9月末に複合機3台の入れ替えを予定している。お客様にも予算を取って頂いていた。

しかし、ややこしい問題が一つある。

10年前に弊社製品を導入頂いているのだが、販売代理店からの導入であったのだ。
スジを通すのであれば、今回も代理店から導入するべきである。
但し、お客様の意向は、現状他の取引が無いため代理店を通したくないと言うことだった。

弊社からすると、代理店もお客様であるため、ぞんざいには扱えない。

検討の結果、GW明けに代理店を担当する営業マンと、3者で打ち合わせを行うことになった。
手間はかかるが、仁義は切らなくてはならない。うまく纏まるといいのだが…

希望の光

・C社 イベント企画業

「こんにちは」

画面の奥では、入院着を纏った社長は、いつもどおりの穏やかな口調だった。

今回、IT補助金を検討頂いている。
お客様希望のMicrosoft365と、営業成績のデータベースとしてkintoneを提案する予定だ。

しかし、上記2ツールだけでは、IT補助金を申請できない。
別途、「業務プロセスを改善できる」と認定されたソフトウェアを提案に織り込まないといけないのだ。
(昨年はOffice365単体でIT補助金の申請ができたのだが、今年は厳しくなっている。)

Microsoft 365
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/business/compare-all-microsoft-365-business-products?&activetab=tab:primaryr2

お客様には、他の追加ツールも提案を行うことを伝え、会議を終えた。

とは言え、じゃあどんなツールがあるのだ…

IT補助金を申請するために提案をするのではない、お客様のお困りごとを解決するために提案するのだ。
追加で提案するツールが、無用の長物であると、意味がない。
さらに、補助金申請についても、無駄を見透かされ、採択されないリスクもある。

く…
補助金の公式サイトにある申請ツール一覧を眺めながら、何が追加で提案できるのかを必死に探す。

ん、これは…

なんと、アドビ社のAdobeCCが補助金の対象製品にあがっているではないか。
当顧客で、AdobeCS(CCの過去ソフト)を利用していると聞いた記憶がある。

AdobeCC
https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html

これだ・・・

霧がかった案件に光が差した。

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